ブルドクター 2011.9.14 22:00〜23:00 上都大学付属病院・武田の病室。 武田が関東医療センターで行われていた死因隠ぺいとねつ造を告発しようとした矢先、代議士・縄文寺が記者会見を開く。縄文寺は、死因の隠ぺいねつ造は秘書・奥山と武田が自分と関係なく行っていたと主張し、更に死因究明室の新室長に名倉が就任したと発表する。 その様子をテレビで目撃する珠実たち。 その縄文寺の会見直後、警察がすぐに武田のところにやってくる。 (昨日まで生死をさまよっていた人間を、すぐにでも外に連れ出す警察っていうのもなぁ…) 関東医療センター理事長室。 会見を終えた縄文寺が名倉と共に戻ってくる。(って、どこで会見してたんだ?) 縄文寺「いやぁ、今日はお疲れ様でした。名倉先生に死因究明室の室長 を引き受けて頂いて、本当に心強いですよ」 名倉 「いえ」 縄文寺の側近が何やら縄文寺に耳打ちをしている。(その隙に、ポケットに忍ばせたレコーダーのスイッチを入れる名倉…、とここでネタバレ書いちゃうと後の楽しみが無いんですが、だって、先週の予告の時点で、ボイスレコーダーを縄文寺に突きつけたりしてるんだもんなぁ。) 側近が耳打ちした内容、それは… 縄文寺「名倉先生、早速ですが死体の検案に行って頂けますか?」 名倉 「はい。ご遺体は?」 縄文寺「武蔵中央のシーズンホテルで、奥山が発見されました」 名倉 「!」 縄文寺「よろしくお願いします」 名倉 「分かりました」 現場に出向こうとする名倉に、 縄文寺「あ、自殺と書いて頂いていいですからね」 名倉 「・・・失礼します」 と念押しする縄文寺。(分かりやすい展開って大好きだわ(笑)。こういうドラマは最初から単純明快な内容でよかったのに、何で途中で変なことをやらかしたんだろう) シーズンホテル。 奥山の遺体が発見された現場。名倉だけでなく、もちろん、縄文寺の側近も一緒にいて、まぁ、見張りも兼ねてですかね。 側近 「遺書も出てきました。自殺で問題無いですよね?」 名倉 「はい」 名倉はその場で死体検案書に、自殺に○をした。 上都大学。解剖室。 解剖の仕事を終えたっぽい珠実。珍しく普通の仕事もしている模様(コラ)。 美亜は珠実の元にやってきて、武田が珠実に託したUSBが証拠にならないかと訴えるが、それでは縄文寺が関与したという証拠にはならない。 そこに今度は知佳と神岡がやってきて、奥山の遺体が発見され、自殺で処理されたことを伝える。これで、奥山から証言を取ることもできなくなった。 珠実は、刑事である知佳に何とかしろと言うが、知佳は既に刑事ではないと珠実に告げる。 珠実と知佳は、法医学教室の実験室(?)の中にいる名倉を捕まえて、先ほどの会見のことを問い詰める。 (というか、名倉も普通に涼しい顔して仕事してるし) 知佳 「名倉先生!ねぇ、どういうこと!!!関東医療センターの死因 究明室の室長だなんて」 名倉 「知佳には関係無いんじゃない?」 知佳 「縄文寺があんな会見を開いたけど、指示をしたのは全て縄文寺 なの!奥山と武田教授のせいにして平気な顔をしてる。それに 奥山は遺体で発見されたの!」 名倉 「知ってるよ。僕が死体検案書を書いたから」 知佳 「・・・」 珠実 「解剖は?」 名倉 「解剖しなくても自殺です。現場まで行ったんですよ、大達先生 みたいに」 珠実 「現場の検死で首吊り自殺問題ないと思っても、解剖したら他殺 だってこともあった」 名倉 「ふっ。相変わらずですね」 (こういう冷笑が似合うわぁ〜(*^^*)) 名倉 「年間17万体の変死体を、全て解剖するおつもりですか?」 珠実 「…」 知佳 「…」 そこで2人は何も言えなくなっちゃう。(それじゃぁ、ダメじゃん) そのまま名倉は立ち去った。 一方、珠実は、奥山の遺族に会いに行く。 奥山の葬儀場。 珠実が葬儀場につくと、奥山の妻は、縄文寺と面会していた。帰ろうとする縄文時が珠実に声を掛ける; 縄文寺「大達先生でいらっしゃいますね。精力的に死因究明に取り組ま れている先生には、いつも感服いたしております。またお目に かかれる日を楽しみにしています」 (そういえば、この辺も説明不足のままドラマが終わった気がする。何で、武田に珠実を辞めさせろと脅迫メールを送らせていたんだろう?いや、別に興味ないからいいんだけど(おい)) 珠実は奥山の妻と面会し、夫の解剖を薦めようとするが、聞く耳さえ持ってもらえない。 警視庁。 係長として赴任してきた知佳。 秋のハイキングの企画だとか、食堂のメニューについてとか、そういう仕事をやることに不満げな知佳。(だけど、それだってきちんとした仕事なんだけどなぁ。言いたいことは判るんだけど、何か腹たった) 大達家。 珠実が帰宅すると、康介の世話をしにやってきていた瑞江が、武田の一件のことを心配して珠実に声を掛ける。 一方、康介は学校のプール検定を受けないと珠実に伝える。(って、何で急にプール検定の話が・・・orz) 泳げるように努力しろと康介には話をし、次の日から特訓を行う珠実。(ドラマの展開として、暢気だね。) 上都大学付属病院。 瑞江が武田の見舞いにやってくる。武田は瑞江に今回の一件を詫びると共に、珠実に対して期待する気持ちを打ち明ける。瑞江は武田に、落ち着いたら自分が開いている書道教室来ませんかと誘う。 スイミングスクール??? 翌日、早速、康介に水泳を教え続ける珠実。最後まで諦めずにやれるだけのことはやるようにと、指導を続ける。 (最終回ぐらい、こういうシーンはなしにして欲しかったよ。) 奥山の葬儀場。 通夜が執り行われる日である。 珠実は再び奥山の妻に解剖を薦めるために会いに行くが、縄文寺に今後の生活の面倒を見てもらうためには、縄文寺の意に反する解剖を依頼するわけにはいかなかった。珠実には解剖という手立てが無くなった。 夕刻。とある公園。 名倉に電話を入れるが、留守番電話サービスに転送されて繋がらない。 関東医療センター・理事長室。 その頃名倉は、縄文寺と一緒だった。 名倉 「くしゅん。あ、失礼」 (って、ギャグですか?) 側近 「明日、奥山さんの告別式の後、大河内大臣と会食です」 名倉 「はい」 縄文寺「通夜には少し早いですね」 名倉 「・・・」 で、名倉はまた、わざわざ胸のポケットに手をやって、スイッチを入れる仕草をしてから、縄文寺にカマをかけます; 名倉 「奥山さんの自殺偽装、よくできていましたよ」 縄文寺「・・・」 名倉 「法医学者でも偽装とは見抜けません。あれなら、縄文寺先生の ご指示が無くても、自殺と判断していたかもしれません」 縄文寺「これからもよろしく頼むよ」 名倉 「はい。僕は、奥山さんや武田教授のようには、なりたくありま せんから」 縄文寺「大丈夫ですよ、私を怒らせなければ」 名倉は黙って頭を下げた。 夜。上都大学・法医学教室。 奥山の告別式を翌日に控え、落ち着かない知佳は、珠実のいる大学にやってきた。 知佳 「私やっぱり名倉先生のこと引き止めたいです」 (結局、ずっと知佳って上から目線だよね(笑)。そりゃぁ、名倉もそうだけど) とにかく、奥山が自殺ではないことだけでも証明したいと願う知佳。 知佳 「本当に解剖できる手は何か無いんですかね」 珠実 「無くはない。手段を選ばなければ」 2人は首を覚悟して意を決める。 大達家。 珠実は康介に、自分の気持ちを伝える。康介は、「あきらめちゃだめだよ、お母さん」と珠実の気持ちを支持した。 (いや、だけど、だからこそ珠実は息子のために、もっと別の方法を考えるべきだったんじゃないのかなぁ…。まぁ、ベタな展開という意味ではこれでいいんだけど。) 翌日。葬儀場。 奥山の告別式が執り行われた。 上都大学・法医学教室。 その時間帯、法医学教室はいつもの雰囲気かと思ったら、おもむろに立ち上がった珠実は、売店に出向くフリをして、大学を出て行った。その後をつける美亜。 警視庁。 同じ頃、知佳も席を立つ。 葬儀場。 奥山の遺体が霊柩車に載せられる。その瞬間、霊柩車は高速で走り出した。 とある車庫。 その霊柩車を運転したいたのは知佳だった。珠実と知佳は、途中で棺をすり替えた。そこには美亜ももぐりこんでいて、棺のすり替え作業を協力する。 小学校。 その頃、康介は学校のプール検定を受けていた。(申し訳ないけど、ここでは要らんカットじゃないか?) 火葬場。 知佳の運転した霊柩車が火葬場に到着する。棺が中に運ばれる隙に、知佳は逃げ出す。 最後のお別れに火葬場の職員が棺を開けると、中には・・・ 『ご遺族の方へ 死因の究明をさせていただきます 勝手をして申し訳ありません 大達珠実 釜津田知佳』 (ご遺族のために、なんて普段言っておきながら、これはOKなんだろうか?(うーん)。それに名前を書いたら、すぐに上都大学の法医学教室に乗り込んでこられるだけだと思うんだけどなぁ(滝汗)。不思議な展開だと思った。) 上都大学・法医学教室・解剖室。 珠実と知佳、そして、美亜の3人で解剖を行おうとするが、松岡や成海、八代や藤村もそれに加わろうとする。4人は、盗んできた遺体だと知った上で、作業に協力をする。 (このシーン、感動的なシーンではありますが、それまでの推移が描かれてないのがね。勿体無いよなぁ〜。それぞれのサブキャラクターがメインのエピソードを1話ずつ入れるだけで成立したはずなのに、珠実の家庭の事情を描くことに力を入れちゃったからなぁ、このドラマ。おかげで、最終回を見て、それに見合うように1〜10話の内容を変換しなくちゃいけなくなっちゃってるじゃない!どういうドラマなのさっ!) その解剖の様子を、外から見ている名倉。携帯電話を手に; 名倉 「奥山さんの遺体はここにあり、解剖が行われております」 (おお、分かりやすい名倉先生の怪しい行為!!(笑)) 珠実の解剖により、奥山は死亡した後に、誰かに首をつられた、つまり他殺という結果が得られた。 関東医療センター・理事長室。 縄文寺や名倉も揃っている。(←ここだけを見ると、名倉が珠実が上都大学で解剖をしているのを告げ口したという風に見える演出です) 縄文寺「本当に困った人たちですね」 名倉 「はい」 側近 「先生、お2人がお見えになったようですが」 名倉 「」 縄文寺「かまいませんよ、お通しして下さい」 珠実&知佳登場。(バカ正直に乗り込んでくるのね…。珠実や知佳の行動がバカだと、縄文寺もバカに見えてくるわ。先週まですごい大物を敵にしていた風に見えたのに、急にハードルが低くなったというか・・・) 珠実は、奥山の解剖の結果として、他殺の可能性が高いと報告する。 知佳 「奥山さんを殺した犯人がいるはずです」 縄文寺「犯人に繋がる証拠は?」 知佳 「ありません。でも、あなたがこの事件に大きく関わっているこ とは間違いないと思います」 珠実 「あなたは誰よりも死因究明のずさんさがわかっていて、改善す べき立場でありながら、なぜ人の死を利用するようなことがで きるんですか?」 縄文寺「誰よりもずさんさが判ってるからできたんですよ。死因の1つ や2つ、変えたところで、どってことないじゃないですか。日 本には解剖されず、本当の死因が見逃されたままの死体が五万 とある。判らないものは葬られていく。それと一緒です。死因 について便宜を図ることで喜ぶ人間もいる。それも私にとって 人助けのつもりです。真実なんて、全てを知ればいいってもん じゃない。知らない方が幸せ、ってこともあるんじゃないです か?」 珠実 「確かにご遺族は、知らない方がいい真実もあります。でも私は どんなに辛い真実も伝えるべきだと思っています。ご遺族とご 遺体を結び付けるためにも。そして二度と同じ過ちを繰り返さ れることがないように。それが法医学者の使命ですから」 名倉 「・・・」 縄文寺「フフフフ。どう思います、名倉先生?大達先生のこの、青臭い 理想論」 名倉 「大達先生のおっしゃりそうなことです」 知佳 「名倉先生…、本当にこの人と一緒にやっていくつもりなの?」 名倉 「言ったよね?僕に法医学者としての信念はないのか、って。僕 は僕なりの信念をもってここにいるつもりだよ」 知佳 「これ以上、がっかりさせないでよ」 縄文寺「もうそろそろご勘弁願えませんか。何の証拠もなしに犯罪者扱 いされたらたまったもんじゃない。あ、そうだ、犯罪者はむし ろ、あなたたちじゃないですか?遺体の窃盗、死体損壊罪、違 いますか?」 珠実 「・・・」 縄文寺「お引取り下さい」 勝負があったという瞬間、 「名倉先生、早速ですが死体の検案に行って頂けますか?」 「はい。ご遺体は?」 「武蔵中央のシーズンホテルで、奥山が発見されました。よろしく お願いします」 「分かりました」 「あ、自殺と書いて頂いていいですからね」 名倉が手にしたレコーダーから、名倉と縄文寺の会話が流れる。 縄文寺「何の真似ですか?」 名倉 「証拠のつもりですか?」 縄文寺「そんなものが証拠になるとでも?」 「奥山さんの自殺偽装、よくできていましたよ。法医学者でも偽装 とは見抜けません。あれなら、縄文寺先生のご指示が無くても、 自殺と判断していたかもしれません」 「これからもよろしく頼むよ」 「はい。僕は、奥山さんや武田教授のようにはなりたくありません から」 「大丈夫ですよ、私を怒らせなければ」 ここから正義の味方の名倉先生です(爆) 名倉 「僕は、理想論を振りかざすつもりはありません。ただ、明らか に黒とわかっているものを、白とは言えません」 縄文寺「名倉先生、奥山の死体検案書には自殺と書きましたよね?」 名倉 「死体検案書の書き直しは可能です。最初から解剖をして、正し い死因を書くつもりでした」 縄文寺「私を本気で怒らせたな。どうなるか分かってるんですか?」 で、周りに居た男たちが、珠実、知佳、名倉の3人を取り囲んだところで、神岡さん登場。 神岡 「縄文寺譲、殺人罪および虚偽診断書と作成の容疑で逮捕する」 縄文寺「私を逮捕したところで、日本の死因究明制度は何にもかわりま せんよ」 珠実 「いえ、私はあきらめない。諦めずに目の前のご遺体と向きあっ ていきます」 そうして、縄文寺達は警察に連れて行かれた。 唖然とする知佳。 知佳 「神岡さん、どうして?」 神岡は名倉に目配せをする。どうやらこの2人が繋がっていたみたいです。 名倉は、前日、刑事課課長の和泉と神岡に、ヴォイスレコーダーの音声を聞かせていた。和泉は神岡に、逮捕状を取るよう指示した。 また、名倉が『奥山さんの遺体はここにあり、解剖が行われております』と電話をしていた相手は、実は神岡だった。 神岡 『はぁ〜?!』 神岡は火葬場で待ち構えており、そこで遺体を引き取るという計画だったのだ。 神岡 「まさかその前に、かっさらう人がいるとは」 珠実&知佳「すいませんでした」 名倉 「御礼なら結構ですよ」 珠実&知佳「ありがとうございました」 しかし、珠実と知佳は、その場で、窃盗および死体損壊罪で逮捕された。 留置場。 一応は、珠実と知佳は反省しているんだろうか? その後、奥山の遺族が解剖の承諾書を用意していたということで、お咎めなしで釈放された。 大達家。 帰宅した珠実は、瑞江に激しく叱責される。 それでも、康介も高広も珠実の味方という、非常にハッピーエンドな一家なのでした。 (おいおい)。水泳検定で康介も、25m泳げたと、珠実に報告する。 翌日。上都大学・法医学教室。 こちらでも叱責。 武田は珠実たちに今回の一件で、遺体を盗むというのは言語道断だと。 武田 「名倉先生も名倉先生です。一歩間違ったら、私と同じように、 とても危険な目にあってたんですよ。全く名倉先生らしくあり ません。大達先生といい勝負です」 名倉 「申し訳ありませんでした」 そういう武田だが、武田は全員に御礼を言い、神岡と共に警察に向かった。エレベータまで見送る一同。 (※この後に、ぐるナイで少し流れた予告:珠実が名倉に「今朝も格好良かった」っていうシーンがあったのかなぁ…。せめて、何かきっかけがないと、次のシーンがあまりに唐突すぎて、もう、別の意味で泣きそうに) 夕方。警視庁。 知佳は、まぁ、この時点では何のお咎めも無く、仕事をしてますが、そこに名倉から電話が入る。 知佳 「もしもし」 名倉 「今日、時間がある?」 知佳 「うん。わかった」 夜。上都大学・構内。 知佳 「どうしたの?」 名倉 「あ、いや・・・」 知佳 「何か話したいことがあったんじゃないの?」 名倉 「・・・」 知佳 「じゃぁ、私が話す。・・・・・名倉先生のこと、やっぱりよく わからないし、付き合っても寂しい思いをすると思ったから、 もう別れようって思ったけど」 えっ、別れたのって、そういう理由だったか?それに、まず御礼or謝罪でしょう、知佳!!!何でこんな女がいいのよ、名倉! 知佳 「でも、どうしても嫌いになれない。どうしたらいい?」 名倉 「・・・」 知佳 「黙ってないで、何か言ってよ」 名倉 「・・・」 知佳 「ねぇ・・・本当は誰よりも寂しいんじゃないの?」 名倉 「・・・」 知佳 「ねぇ、ってば」 名倉 「・・・(涙)」 知佳 「・・・」 名倉 「ご、ごめん・・・」 知佳 「うーうん」 名倉 「・・・僕は、人の気持ちを信じることが出来ない」 知佳 「えっ?」 名倉 「小学一年のとき、親父が病気でまともに働けなくなって、僕を 産んでくれた人が、男の人と家を出ていった」 知佳 「お母さん?」 名倉 「それから、誰と出会っても・・・いつか自分から離れていくん じゃないかと思うと、誰にも心を開けなかった・・・」 知佳 「・・・」 名倉 「僕には鎧が必要だった。医者というステイタスや、教授という 肩書きが」 知佳 「!」 名倉 「怖いんだよ・・・自信が無いんだ・・・」 知佳 「・・・」 名倉を抱きしめる知佳; 名倉 「必死で自分を守ってきたのに、知佳だけは僕の中にズカズカと 入り込んできた」 知佳 「私が護るから・・・名倉先生のこと、私が護るから・・・」 名倉 「・・・」 で、今度は朝目覚めたときに、同じベッドの中にいる2人。 (もう、わたくし、一連のこのシーンに大爆笑でした。笑うしかないやん!) 翌日? そうして大達一家は・・・ 『第五回 千紅流舞踊発表会』 一家揃って高広の発表会を観にやってきました。やりすぎだわ・・・。 上都大学・法医学教室。 武田と珠実は解雇、そして名倉が教授に。 武蔵野警察著。 そうして、知佳は、警視庁から武蔵野警察署の警部に左遷となったのでした。何気に和泉も神岡も歓迎ムードです。(こちらはこちらで、いつから課長と仲良くなったのかと?!) そうして、約1年が経過。 上都大学・法医学教室。 ちょうど珠実がやってきたのは一年前の今頃だった、という設定。そこに、知佳と神岡もやってくる。珠実のことを懐かしがりながら、知佳曰く、珠実は今、高広の海外研修で半年ドイツで暮らしているという。 なんて話をしているところに、突然珠実が登場。 知佳 「大達先生、どうしてここに?」 名倉 「僕がお呼びしました」 珠実 「話って何?」 名倉 「大達先生を、准教授としてお迎えしたいんです」 珠実 「?」 名倉 「僕は今、死因究明制度が改善されるよう活動しています。だか らこそ余計思うんです、制度の改善だけではなく、医師を育て ることも必要だと。一つ一つのご遺体ときちんと向き合える医 師です。大達先生、僕を助けて頂けませんか?」 珠実 「私はここをクビになった」 名倉 「大学側と取引をしました。ここにる4人も死体損壊罪に関わっ ていたと話しました。だから全員、クビにするべきだと」 藤村 「そんなことをしたら大学側が困るじゃないですか」 八代 「ははーん、この4人をクビにしないなら、大達先生がここに戻 るのを認めるべきだと交渉したんですね?」 知佳 「!」 珠実 「私に声をかけたということは、私のやり方でやらせてもらえる ってことよね?」 名倉 「教授は僕です」 珠実 「!」 知佳 「(笑)」 そこに、神岡から変死体が出たという知らせが。珠実は白衣を着て、真っ先に飛び出していく。その様子を黙ってみている名倉。教授室には、武田が(多分、瑞江の書道教室で書いたであろう)「命」の文字が掲げられている。 (名倉先生、急に大人になったなぁ〜(爆)。と同時に、改めて吾郎君のこういう大人な役が新鮮でした) 事件現場。 珠実と知佳、いつもの2人のやり取りがこのまま延々と続くのでした。 感想 ブラウザの戻るの機能で戻って下さい |