ブルドクター 2011.9.7 22:00〜22:54 関東医療センター。 病院の宿直室で、睡眠をとる高広。そこに珠実から電話が入り、武田の様子を見に、病室に駆け込む。 武田の容態が急変しており、急ぎ処置をする高広。 珠実も、知佳が運転する車で病院に到着すると、ちょうど高広が緊急処置を終えたところで、不整脈が起きていたという。故意にインシュリンを打たれたものだとしか思えないと。 その会話を、外部で廊下で聞いていた。 知佳が、病院の警備の人間に確認したところ、外部から人が入り込んだ様子はないという。 そこに美亜も駆けつける。 翌日。 関東医療センター・武田の病室。 高広と知佳はが脳外科の部長に話をしに向かっている間、珠実は美亜に、武田から預かっていたUSBを調べた結果、武田が死体検案書を捏造していた疑いが発覚したことを告げる。 武蔵野警察署・刑事課。 知佳は課長に武田の命が狙われたことを報告し、捜査の許可を求める。課長は署長に許可をもらいに出向くが、先に、署長は奥山と面会を終えていた。 結局、捜査の許可は下りなかった。 知佳は、武田を関東医療センターから移すことを考える。 国会議事堂。 奥山は、代議士の縄文寺に一連の顛末を報告する。 関東医療センター。 珠実、美亜は、武田を上都大学病院に移す。それを見送る高広に話しかける奥山は、上都大学に転医することになったと伝える。(言っちゃうのねwww) 焦る奥山。 上都大学付属病院。武田の病室。 武田は上都大学に移動してきた。八代を除く法医学教室の全員が集まっている。 名倉 「何か困ったことがあったらいつでも言ってよ。僕が指示を出す から」 美亜 「八代先生は?」 名倉 「きていない」 成海 「連絡もないんだ」 知佳は独自に捜査を行う決意をし、神岡はそんな知佳を助け、武田の警護に当たる。 八代が住むマンション。 美亜は、職場に姿を現さない八代の自宅を訪ねる。すると、家の中から出てきたのは、美亜の腎臓移植手術を行った際、その場に立ち会った医師、香奈だった。美亜が当時、憧れていた女医であるが、美亜の手術の後、病院を辞め、今は八代と結婚していた。 香奈は美亜に、腎臓を提供した美亜の母・仁美は移植手術中に亡くなったと語る。これまで、母の死は移植手術とは関係なかったと聞かされていた美亜は驚き、自分のために母親が亡くなったのだとショックを受ける。 そこに八代が戻ってきて、誰に頼まれて武田に脅迫メールを送っていたのかと尋ねる。今度はそれを聞いた香奈が驚く。 (このシーンだけで、一気に話が進みましたねw) 美亜の携帯が鳴り、珠実から武田の意識が戻ったと連絡が入る。(奇跡的な回復、まるでドラマみたいです) 上都大学付属病院・武田の病室。 目を覚ました武田は、駆けつけた美亜に心配をかけたことを詫びる。 上都大学・法医学教室。 電話を置く名倉。 名倉 「武田教授の意識が戻ったようです」 一同 「ああ…」 名倉 「では、この後の解剖をよろしくお願い致します」 一同 「よろしくお願いします」 成海 「何をやってんだか、バカ八代先生は・・・」 名倉 「?!」 八代のマンション。 一方、その八代は、妻に脅迫メールの件について詰め寄られている。 上都大学付属病院・武田の病室。 珠実,知佳の前で全てを話し始める武田。 武田の妻、つまり美亜の母親は、移植手術の際に、腎臓摘出に失敗し死亡した。本来であれば医療ミスを引き起こした場合、移植手術を中止し、警察に連絡すべきところ、その場に居た武田は手術を中止することを拒否、移植手術を継続させたのだった。 武田は妻の死因を隠蔽した。 八代も、その医療ミスを隠蔽した手術に妻が立ち会ったことをなぜか奥山が知っており、脅迫をされていたのだった。 移植手術の数ヵ月後、武田は死因究明室の顧問に就任するが、その結果、縄文寺に妻の死因隠蔽の件で脅迫され、死因の隠蔽,捏造せざるを得なっていったのだ。 だが、今回の件で、武田はこれまでの死体検案書の捏造を世間に公表すると美亜に告げる。 美亜は自分せいで母親が亡くなったという事実をすぐには受け入れられず、病室を飛び出していった。(おいおい、一人にしていいんかい。命が狙われるとかいう切迫したシーンを描いている割には、無防備なのよね…) 武田は、会見の準備を珠実に頼む。同時に、八代が病室に飛び込んできて、涙ながらに武田に謝罪する。 (うわぁ〜、何て素敵なヒューマンドラマ〜(←冷めた目)) 国会議事堂?議員会館? 武田が意識を取り戻したという知らせを受けた縄文寺は、奥山に「そろそろけじめをつけるときが来たかもしれませんね」と宣告する。 上都大学・法医学教室。 この日予定されていた移植手術を終えたばかりの様子の名倉達。 そこに八代がやってきて、今回のことを謝罪する。 名倉 「明日から、解剖のローテーションに入れてもいいよね?」 八代 「よろしくお願いします」 (こちらも非常にあっさりと和解。まぁ、だけど職場に居なくても成立してるなら、いいんじゃないだろうか?珠実も含めてさっ(毒)) 上都大学・構内。 珠実は高広に、武田の意識が戻ったことを伝える。お互い、仲直りの言葉を交わすことができずに、電話を切った。 (おいおい、もう、仲直りモードかい!!) 構内で、落ち込む美亜の姿を見つける珠実は、今現在、高広と夫婦喧嘩中であることを話し始める。家族だから、きちんと自分の気持ちを伝えようと思っていると。 墓地。 美亜は、母親の墓参りにやってくる。 夜。関東医療センター・理事長室。 縄文寺に呼び出され、理事長室にやってくる名倉。 名倉 「(ノック)」 縄文寺「どうぞ」 名倉 「失礼します」 (って、たったこれだけかい!!!折角、今回は密会シーンだけを期待していたのに、そりゃねーぜ!そりゃぁ、その後の展開を考えれば、あまり描写もできないんだろうけど) 武蔵野警察署。 知佳は課長に呼ばれ、警視庁に異動の話を告げられる。警務部・厚生課・係長への栄転の通知だった。複雑な思いの知佳。 上都大学・法医学教室。 珠実は誰も居ない教室で、会見の準備を進める。 瑞江の家。 高広は、康介を預けている瑞江の家を訪ねる。瑞江も言いたいことがあれば、言ったほうがいいと助言する。 (えっ、高広、こんなことで納得しちゃうわけ?) 大達家。 珠実が帰宅すると、高広が家に戻ってきていた。 リビングでは康介が歌舞伎のビデオを見ており、そのビデオに映っている女形を指して、「これ、お父さんなんだって」という。 高広は歌舞伎(?)が趣味で、珠実たちに隠れて“実演”までやって、息抜きをしていたと。 これからは夫婦、我慢せず、何でも話し合おうと誓い合う。 (うわぁ〜、本当、あっさり仲直りしちゃったよ。あれだけ根の深い夫婦問題を”前日”の出来事として描いていたくせに、こんなにあっさり和解って。前回描いたものは何だったのかと思うと、もう、馬鹿馬鹿しすぎて、このシーンについて何も書く気が起きないわ) 上都大学・法医学教室。 誰も居ない部屋に戻ってきた名倉。武田の教授席に座ってみたりして、何かご満悦な様子。もう、この時点で、小さい男だという描写が腹立たしいのですが、ここで更に、知佳を呼び出したりしている名倉。 知佳 「話って何?私たちはもう、終わったはずじゃ?」 名倉 「でも、来てくれた」 知佳 「・・・」 (未練タラタラの男を描いて、嬉しいですか、スタッフ?) 名倉 「武田教授の意識が戻って本当によかった」 知佳 「うん」 名倉 「教授に警護がついてるみたいだけどさ、捜査の許可は下りたの?」 知佳 「うーうん、私が勝手にやってること」 名倉 「バレたら本庁に戻してもらえなくなるんじゃないのか?」 知佳 「今日ね、課長から異動の話があったの」 名倉 「!本庁に戻れるの?」 知佳 「うん」 名倉 「栄転?」 知佳 「係長」 名倉 「おめでとう」 知佳 「・・・」 二人はテーブルに座って; 名倉 「どうしたの?念願の本庁復帰だろ?」 知佳 「・・・。厚生課なの。刑事じゃなくなる」 名倉 「刑事に拘る必要はないんじゃないのか?」 知佳 「私は刑事になりたくて警察官になったの。所轄に来て、初めて 刑事になって、思うように行かなくて、向いてないんじゃない かと思うこともあったけど、今はやっぱり刑事をやっていきた いという気持ちが強いから」 名倉 「所轄いるよりも、本庁の方がよっぽどいい」 知佳 「・・・」 名倉 「実はさ、僕もいい話があるんだよ」 知佳 「・・・」 名倉 「武田教授が退任したら、僕が教授になれそうなんだ。知佳、も し本庁に戻っても、厚生課が嫌だったら辞めればいい」 知佳 「えっ?そんな無責任なこと言わないでよ。仕事やめられるわけ ないでしょ」 名倉 「結婚すればいい」 知佳 「えっ?」 名倉 「僕と、結婚しよう」 知佳 「!!!」 名倉 「どうして、私と結婚したいの?」 知佳 「いちいち理由が必要?だって私のこと全然分かってないじゃな い」 名倉 「そうかな?」 知佳 「今だってそうだよ。私の仕事へのおもいとか、私も名倉先生の ことよくわからないし」 名倉 「僕ら、もう、1年ぐらい経つよね」 知佳 「でも、よくわからない」 名倉 「・・・。どうして?僕にどうしろっていうの?」 知佳 「何かして欲しいわけじゃない。実感したいだけ」 名倉 「実感?」 知佳 「愛されてる実感っていうか。2人でいてもずっとどこか寂しか った」 名倉 「・・・」 知佳 「何でかな?多分、名倉先生が心開いてくれないから」 名倉 「よくわからないな。心開かないとか愛されてる実感・・・」 知佳 「・・・そっか。ごめん、結婚は出来ない」 名倉 「どうして?何が不満なの?僕は教授になれるわけだし」 知佳 「よくわからないよ、教授になれるから結婚とか。法医学者とし てもどうかと思うよ。教授になろうと一所懸命になるのは悪い とは言わないけど、法医学者の信念はない訳?」 名倉 「・・・」 知佳 「じゃぁね」 名倉 「なぁ、行かないでくれよ!知佳は本当に僕から去ったりしたり する気なんか無いよね」 知佳 「さようなら」 結局、名倉はそのまま法医学教室で夜を明かした。 (ああ、今回の連ドラで、最低最悪なシーンだわっ!!!もう、腹が立つとしか言いようがない。何なの、この名倉の描写?これまでの名倉の描写とも、次週への流れとも、どちらとも全くもって繋がらない!知佳も相変わらず自分本意すぎて、コメントする気にもならない。ああ、腹立つ。何でこんな脚本にせざるをえないんだよ。それこそどこからの横槍だよ!!!) 翌日。 上都大学・法医学教室。 珠実は会見の準備を進め、知佳も警察側の資料を可能な限り集めた。 上都大学付属病院・武田の病室。 会見のための資料を武田に渡す珠実。美亜もやってきて、武田がいよいよ会見に臨もうとしたとき、神岡が慌てて病室に飛び込んでくる。縄文寺が緊急会見を行ったというのだ。テレビが生で会見の様子を流す。 縄文寺『ええ、縄文寺でございます。本日はお忙しい中お集まり頂きま してありがとうございます。関東医療センターの理事長として、 大変お恥ずかしい話をさせて頂かなくてはなりません。当院が 力を入れてきた分野の一つ、死因究明があります。このたび、 死因究明室であってはならない死因の隠蔽、捏造が長年行われ ていたという不正が発覚致しました。これは全て、私の秘書の 奥山が国立上都大学法医学教室の医師、武田教授と共に行って いたことであり、誠に遺憾であり、私の不徳の致す所でござい ます。心よりお詫びいたします。申し訳ございません』 会見を激しい怒りをもって観ている珠実たち。 縄文寺『当院の膿を全て出す意味でも、この不正に係わった者は全て外 し、新しいメンバーで死因究明を通して皆様のために貢献して いきたいと思います。この場で新しい死因究明室の室長を紹介 させて頂きます』 縄文寺に紹介され、登場した新室長は、名倉だった。 縄文寺「関東医療センター死因究明室長に、新しく就任されることにな りました、名倉潤之助先生です」 (きゃぁ〜、名倉先生、格好いい!!となるシーンなんだろうけど、『名倉潤之助』という名前に吹きそうになった(汗)。まぁ、本当、本来なら痺れるシーンなんだけど、せめて前日の知佳とのシーンが無ければ、無理やりにでも、もう少し萌えれたのに。ああ、いや、堪能させてもらうけどさ) 感想 ブラウザの戻るの機能で戻って下さい |