ブルドクター 2011.8.17 22:00〜22:54 日中。上都大学・大学構内。 珠実がベンチで休憩しているところに、知佳が声を掛ける。珠実がこの翌日から一週間、休みだという話を聞いたのだ。珠実は、家族でキャンプに行くという。 知佳 「気づいてます?さっきから旦那さんのこと惚気てる、って」 珠実 「どこが?」 知佳 「全てですよ。『高広、高広』って」 珠実 「釜津田は何て読んでんの?名倉先生のこと」 知佳 「・・・そのままですけど」 珠実 「潤之助?」 知佳 「そっちじゃなくて」 珠実 「何何?」 知佳 「いえ、名倉先生・・・」 珠実 「ぷっ」 知佳 「いけませんか?」 珠実 「まぁ、いいんじゃない。でも、呼び方一つで距離が縮まったり するよ」 知佳 「いや・・・今更潤之助というのも・・・」 乙女心を茶化すなんて、意地悪だな、珠実・・・。この後も散々、茶化されて、知佳は怒って立ち去ってしまいました。 法医学教室。 用務員のおばさん(だから、誰よ?)が教授室から出るのを送り出す武田は、自席にいる名倉と眼が会ってしまい、後ろめたい気持ちになる。先日、教授室での名倉とのやりとりを思い出し、右手が震えだす。 名倉 『この前のお酒の件なんですが・・・』 名倉 『誰にも話すつもりはありません。ただ、ひとつ教授にご相談が あるんですが。その手の震えのせいで、この前の針刺し事故が 起こったんですよね?』 武田 『・・・』 名倉 『そういうことでしたら当然、そろそろご勇退をお考えになって いらっしゃることだと思います。武田教授の公認教授には僕を 推薦して頂けないでしょうか?』 (って、えっと、名倉先生の脅迫内容って、たったそれだけのことなんですかい?!いや、これぐらいじゃ、脅迫にもならねーし。普通の日常会話に近いというか。教授もそれぐらい聞いてやれよ。何悩んでんだよ。どう考えても珠実には教授職は不向きだろー) 夜。レストラン。 知佳と名倉の食事デート中。(この2人、一週間に1回のペースでデートってことなんだろうか?) 知佳 「お腹空いたね」 名倉 「うん」 知佳 「何にする?・・・じゅん・・・」 名倉 「ん?」 知佳 「じゅ・・・・・・・・・・・・ふふ・・・・」 名倉 「ん?」 知佳 「名倉先生、何にする?」 名倉 「ああ・・・ええ、僕はこの・・・スペイン風リゾット」 知佳 「私・・・その・・・」 名倉 「じゅん?」 知佳 「しゅん…旬野菜のペペロンチーノ・・・これ・・・」 知佳は必死に名倉のことを名前で呼ぼうとチャレンジしてますが、敢無く失敗。 夜。大達家。 キャンプに行く用意をしている珠実と康介。高広はまだ、病院で夜勤中。キャンプへは36時間勤務が明けて、そのまま出発するつもりなのだ。 翌朝。関東医療センター(高広が勤める病院)。 夜勤明けの高広。仕事を終え、キャンプに向かおうとしていたが急患が運び込まれてくる。 救命に意識障害で運び込まれた患者がCTで出血性の小脳梗塞を起こしていて、緊急で手術が必要な状況という。高広は、キャンプに行く時間を少し遅らせ、手術を行うことに。 上都大学・法医学教室。 珠実が休みで、口では「空気が軽い」などと言いながら、物足りなさそうな名倉以外の面々。そんな法医学教室の中の空気を見ながら、名倉は; 名倉 「松岡先生」 松岡 「はい」 名倉 「今日の交通課のご遺体なんだけど、初執刀してみる?」 松岡 「!!!本当ですか?」 名倉 「武田教授、よろしいですね?」 武田 「はい」 松岡 「ありがとうございます」 (おっと、名倉が珠実の居ない間に、ポイント稼ぎに出たぁ〜!(笑)) 解剖室。 松岡の手による解剖が始まる。もちろん、名倉先生はちゃんとサポートしております。 名倉 「松岡先生の初執刀です。よろしくお願いいたします」 松岡 「よろしくお願いします」 一同 「お願いします」 松岡 「胸腹部、切開します」 解剖が終わった解剖室。成海さんが横恋慕な鑑識の女性は、どうやら藤村が気になる模様。 解剖が終わり、休憩している松岡に; 名倉 「松岡先生」 松岡 「あ」 名倉 「難しい傷の書見もちゃんと取れていたよ」 松岡 「ありがとうございます」 と言って名倉はその場を立ち去る。ちゃんと細やかにフォローも入れてますね。(なのに、何であんな風に陰口叩かれるキャラとして描かれてるんだろう?珠実中心で構成していくと、そういう矛盾が出てきてるような気がしますけど…) 松岡 「よし!」 一方で、藤村は、色んなリスクを目にしてきて、法医学の道を進むことについて、思い悩み始めていた。 関東医療センター(高広が勤める病院)。 運ばれてきた救急患者・梶田弘樹の緊急手術が終わり、両親と面会する高広。手術は無事に成功したのだった。ようやくキャンプに行くことができます。 キャンプ場。 先に出発していた珠実&康介と合流する高広。バーベキューや花火で楽しい時間をすごしてます。 某日、朝。上都大学・法医学教室。 そんなこんなで一週間が経過し、珠実が出勤してくる。久々に賑やかな法医学教室だけど、名倉だけはやっぱり面白くないのかな。そんな表情。 関東医療センター。 手術から一週間が経ち、梶田弘樹の意識も戻っており、高広に手術をしてもらえたことを感謝の気持ちを伝える。 だが、リハビリを始めようと、ベッドから立ち上がった途端、弘樹は苦しみだし、意識不明に。高広が心臓マッサージを行うが、そのまま死亡した。 高広は弘樹の両親に病理解剖を申し出るが、拒絶される。 (だが、死んだ直後に解剖させてくれと言われても、反射的にNOと言ってしまうのではないだろうか?タイミング悪いと思う。) 夜。大達家。 高広は、自分が手術を担当した患者が亡くなり、両親からは病理解剖を拒否されたという話を、珠実に打ち明ける。医師として、原因を知りたいと思う高広に対して、珠実は遺族に解剖をするよう話してみると。 珠実 「法医学者として、そして、父の死因がわからないまま過ごして きた遺族として」 高広 「わかった」 (ここも結局、珠実の行動原理は高広のために、じゃないと思えます。後から思えば、ここでの高広のコメントが、「頼む」じゃなくて「わかった」なんですよね。自分のことをよろしくではなく、珠美の好きなようにやることを理解しただけだと言わんばかりで…。耐えてるよね、高広。) 翌日。マンション。梶田家。 両親を訪ねる珠実。(患者や遺族の個人情報がこうも簡単に漏れるとは…(苦笑)) 珠実は弘樹の両親と面会し、死因をはっきりさせるため弘樹の解剖を薦める。両親は病理解剖を行っても、病院は都合の悪いことを隠すだろうと思っており、やはり解剖を拒絶する。 そこで、珠実は司法解剖を両親に薦める。そのためには、両親が警察に医療ミスの疑いがあるとして警察に届ける必要があった。司法解剖で医療ミスが発見されれば、高広が罪に問われることを意味する。 武蔵野警察署。 その足で両親は警察に出向く。知佳と神岡が両親の話を聞くが、担当した医師が高広だと聞いて驚く。 夜。大達家。 高広が帰宅。高広は珠実に、梶田さんの話はどうなったかと訪ねる。が、珠実が、両親が病理解剖を拒否したため、警察に届けを出すことを薦めたと聞いて、激怒する。 珠実 「高広だって本当の死因を知りたいって、言ってたよね?」 高広 「警察が関わるとなったら、話が別だろ!!」 珠実 「何で?」 高広 「当たり前だろ!警察が来るだけでこっちは診療時間を割かれる んだ!入院患者、外来、救急の患者でただでさえ大変なんだよ! 警察やなくなった患者さんに関わってる暇なんか!」 珠実 「亡くなった人より、生きている人を見る医者の方が上だって事?」 高広 「そういう話をしているわけじゃないだろ!」 珠実 「うーうん、関係ある。亡くなった患者さんの死因がはっきりす れば、同じ過ちを繰り返さなくて済む。生きてる人を守ること に繋がるんだから」 高広 「珠実は何も分かっちゃいない」 珠実 「何が?」 高広 「司法解剖が決まった時点で、俺は被疑者だ。それだけで、どれ だけ耐え難いことか。俺は、康介の父親なんだよ」 珠実 「そんなこと分かってる」 高広 「分かってるならどうしてこんなことができるんだよ!」 康介が影で2人の話を聞いていた。 (うむ・・・。これだけの台詞を高広に言わせてるぐらいなんだから、何をやっても珠実が正義という結論には無理があるという自覚はありますよね?今後、高広が爆発したりするんだろうか???) 同じ日の夜。上都大学・法医学教室・教授室。 アルコールを口にしながら、名倉の言葉を思い出してる武田。 (びくびくしながらアルコールを口にするぐらいなら、普通にお酒を飲める店にでも行けばいいのに(爆)) そこにいつもの携帯にメールが。 『大達珠美先生を上都大学法医学教室からはずして下さい』 飲食店。 またもや合コン中の成海と藤村&八代。だが、相手の女性は医者だと思ったら、解剖医だったということで、怒って帰ってしまった。藤村は法医学者をやってる限りはもてないと自信をなくす。 翌日。関東医療センター。 知佳は神岡と共に、高広に事情を聞きにやってきた。高広は手術に問題は無かったと言い、知佳はそれを証明するために、遺体を司法解剖に回す旨、高広に伝える。 知佳 「なんかこんな形でお会いすることになるなんて・・・」 高広 「妻なんです」 知佳 「えっ?」 松岡 「梶田弘樹さんの病理解剖を拒否したご遺族に、警察に届け出る よう話したのは、妻なんです」 知佳 「!!!」 武蔵野警察署・刑事課。 課長と神岡は、妻が夫を訴えたと、その話でもちきり。 そこに梶田夫妻がやってくる。知佳は梶田夫妻に、上都大学で解剖を行う旨、伝える。 知佳 「解剖は、大達先生以外の先生にお願いしますし、警察も立ち会 います。隠蔽されるようなことは絶対にありません」 上都大学・法医学教室。 法医学教室に知佳と神岡がやってきて、医療ミスの疑いがある遺体の解剖として依頼を行う。 知佳 「解剖は大達先生以外の先生でお願いします」 武田 「?」 名倉 「?」 武田 「どうしてですか?」 知佳 「その・・・」 珠実 「それは小脳梗塞の手術の執刀医は、私の夫だからです」 法医学教室内に緊張が走る。 名倉 「わかりました。僕が解剖します」 知佳 「よろしくお願いします」 珠実 「お願いします」 そうして、名倉は教室を出て行く。 エレベーターホールでエレベータがやってくるのを待つ名倉。そこに知佳がやってきて; 知佳 「どう思う?夫婦ってさぁ、守りあうものじゃないのかな?」 名倉 「大達先生のプライベートまで気になるの?」 そんな話をしながらエレベータに乗り込む2人。 知佳 「・・・。何のために結婚したのかなぁ、と思って」 名倉 「夫婦なんて所詮、他人同士だから」 知佳 「・・・」 (相変わらず名倉先生、言い切りますね!(笑)) 法医学教室・教授室。 珠実は武田に、また騒ぎを起こしたと謝罪する(だったら騒ぎになる前に先に話ぐらいしとけよ)。だが、武田はいつものようにこのまま活躍して欲しいと珠実には告げる。 解剖室。 名倉の手により、弘樹の解剖が行われる。 ここで、先ほど『小脳梗塞の手術の執刀医は私の夫だからです』と言い切った珠実の姿が脳裏に浮かぶ名倉。 (うーん、これって名倉先生のどういう気持ちを示してると思えばいいのだろう?普通に考えると、珠実の主張を受け入れ始めた、と見るシーンなのだけど、よくわかんないんだよなぁ…) 瑞江の家・書道教室。 康介は、両親が喧嘩をしていると不安を瑞江に告げる。瑞江は夫婦喧嘩は何事もなかったように終わるものだといって、康介を安心させる。 上都大学・法医学教室。 武田と珠実は、それぞれの席で解剖が終わるのを待っている。解剖が終了し、全員が戻ってきて、名倉は「死因は肺塞栓症」と告げる。いわゆるエコノミークラス症候群である。 名倉 「頭部は、手術の跡もとてもきれいで、問題ありませんでしたよ」 松岡 「医療ミスは無かったってことですか?」 名倉 「はい」 だが、珠実は; 珠実 「名倉先生、小脳梗塞の原因は?」 名倉 「そもそも、小脳梗塞は病気ですよ」 珠実 「打撲の可能性は考えないの?」 名倉 「死因は肺塞栓症です。小脳梗塞の原因を解明する必要が?」 珠実 「釜津田!ご遺体は!?」 知佳 「もう運び出してます」 珠実は、車で運び出されようとしている遺体を、強引に解剖室に戻した。そうして、戻しておいてから再び、名倉の前に立ち; 珠実 「名倉先生、ご遺体、戻しました。もう一度、解剖して下さい」 名倉 「解剖ならやりましたよ」 珠実 「首の骨を開いて、椎骨動脈、調べた?」 名倉 「首は診ましたが、骨の中まで診ませんよ、普通。武田教授も骨 の中までは見たことがありませんよね?」 武田 「ええ」 珠実 「骨を開いて、椎骨動脈を調べて。損傷があれば小脳梗塞の関係 がわかるかもしれない」 美亜 「どういう関係があるんですか?」 珠実 「この動脈を損傷し、血の塊を小脳に飛んで、小脳梗塞を起こす 可能性がある」 名倉 「何度も言いますが、小脳梗塞などの寝たきりによって引き起こ された肺塞栓症です。小脳梗塞の原因を調べる必要はありませ ん」 珠実 「小脳梗塞を発症しなければ亡くなることはなかった。だから、 小脳梗塞の原因を原因を解明しなえれば、本当の意味での死因 究明とは言えない」 名倉 「その必要は無いと思いますよ。大達先生がそんな風に仰るのは、 私情を挟んでいるからじゃないですか?」 珠実 「夫のことは関係ない。私はご遺族に死因を納得して欲しいんで す」 名倉 「それはどうだか。教授、武田教授はどう思われますか?改めて 解剖を行った方がよろしいでしょうか?」 武田 「・・・」 珠実 「先生、お願いします」 武田 「・・・」 だが、武田は名倉には何も言えなかった。 名倉 「再解剖の必要は無いようですね」 美亜 「あの・・・他の先生が解剖するわけには?」 八代 「それはできないんだな。一体のご遺体に対して、執刀医は一人 っていう決まりだから」 (だけど、もう、やるべき解剖は終わったんだから、珠実が趣味でやる分にはかまわない、とかそういう話はないのかな…(←何も知らずに書いてますが)) 美亜 「お父さん」 武田 「・・・」 名倉が立ち上がって法医学教室を出ようとしたときに、知佳が呼び止める; 珠実 「名倉先生」 名倉 「はい」 知佳 「もう一度、解剖をお願いします」 名倉 「!!」 知佳 「椎骨動脈の損傷が見つかれば、事件の可能性が出てくるわけで すから」 武田 「では、再解剖、よろしくお願いします」 (武田教授、ずるすぎる。) 解剖室。 再度、遺体の解剖が行われた。 法医学教室。 再解剖が行われている最中、法医学教室を両親が訪ねてくる。 タイミングよく、再解剖を終えた名倉たちが戻ってくる。知佳は両親と面会し; 知佳 「解剖を担当した名倉です。それではお願いします」 名倉 「弘樹さんがお亡くなりになられた原因は、肺塞栓症、いわゆる エコノミークラス症候群です。手術後、寝たきりの状態が続い たための考えられます」 母親 「そんなこと納得できません。だって、そうならないよう、腰を 動かしたり、ソックスをはかせたりしてたんですよ」 名倉 「いくら予防していても防げないこともあります」 母親 「じゃぁ、何ですか?たまたま運が悪かったとでも?それじゃぁ、 納得できません」 名倉 「出血性小脳梗塞がなければ、肺塞栓症で亡くなることはありま せんでした。首の椎骨動脈という血管が傷ついたためです」 珠実 「!」 母親 「首の血管が傷ついた?」 名倉 「ええ・・・。変に首を捻った拍子に傷が出来ることがあります。 そこにできた血の塊が小脳にとんで、小脳梗塞が発生したと考 えられます」 知佳 「首を捻ったりなど、何か心当たりはありませんか?」 母親 「えっ?」 珠実 「そのときは、何もないようなことかもしれません」 母親 「何でもないようなことって言われても・・・あ・・・」 父親 「何か思い出したのか?」 母親 「本当に全然大丈夫そうだったのよ」 母親は、応援に行ったサッカーの試合で、弘樹がヘディングシュートを決めたときに、少し様子がおかしかったことを思い出す。 母親 「あのとき、すぐに病院に連れていってれば、こんなことにはな らなかったんですか?」 名倉 「病院に運ばれる数日前から、めまいや吐き気などの症状が出て いませんでしたか?」 母親 「出てましたけど、風邪かなんかだと・・・」 名倉 「めまいや吐き気の症状が出、2時間以内に病院に行っていれば、 手術をせずに治療することも可能でした」 母親 「ええ、ええ!!何ですぐに連れてかなかったんだろう・・・」 母親は泣き崩れた。 (残酷な結末です。この残された遺族に対しての何のフォローも無しなのは潔いのかもしれませんが、今までの番組の流れからいくと、非常に違和感がありませんか?珠実の正義は保たれてるんでしょうけど…) 帰ろうとする知佳を珠実が呼び止める。 知佳 「解剖して、もし悪い結果が出ていたとしても、大達先生は旦那 さんを守るつもりでいたんですよね」 珠実 「当たり前じゃない、夫婦なんだから。釜津田、ありがとう」 (もう、大丈夫か、この脚本・・・) 夜。大達家。 解剖の結果を高広に話す。高広は、今後、こういうことが起きないように対策を考えていこうと、亡くなった弘樹の笑顔を思い出しながら誓う。 高広 「解剖してくれて、ありがとう」 仲のいい夫婦に戻って、康介も一安心ってことですが、最後に高広の顔が、真顔になって・・・。(←表情が変わったという解釈でいいのよね?このドラマ、正しく解釈するのが難しい…) 夜。帰宅途中。 美亜は武田に、なぜ再解剖をOKしなかったのかと尋ねる。 美亜 「大達先生が来てから、何かお父さん、変だよ」 武田 「・・・」 (だけど、大達先生、大好きなんじゃねーのか、お前さんは!) 上都大学・法医学教室。 一人居残ってる名倉。(きゃー、横顔が無駄に美しい!!) 知佳 「名倉先生・・・・・・・・・・何?もしかして、今日の再解剖 のこと?」 名倉 「・・・。知佳はさ、僕の味方だよね?今日、うちに来て欲しい」 知佳 「・・・」 名倉 「朝、僕が目を覚ましたとき、そばに居てほしい」 そうして、知佳を抱きしめる名倉。 (あれ、こういうシーンがまさか7話でやってくるとは。これはまた、どう解釈すればいいのやら…。) 朝。大達家。 早朝5時半。携帯電話が鳴る音で叩き起こされる珠実。電話の主は知佳だった。 珠実 「何だろう、こんな時間に」 知佳 『言われたんです、朝、目を覚ましたときに居てもいいって』 珠実 「名倉先生の寝顔見ながら惚気てるわけ?」 知佳 『違うんです。名倉先生が起きる前に飛び出してきちゃいました』 珠実 「何で?」 知佳 『いや、わかりません』 珠実 「ずっと望んでたことなでしょ?」 知佳 『そうなですけど、何か、すごい、すごい違和感があって・・・』 その頃、名倉先生は、ものすごーく高そうな高層マンションの一室で、ベッドに一人; 名倉 「・・・」 (このシーンだけでお腹いっぱいです(願わくば、せめて上半身裸でも…(汗))。それにしても、こうして吾郎君が演じるキャラクターの自宅が登場したドラマって、本当、久しぶりだわぁ〜) 知佳 『私、どうすればいいんでしょうか?』」 珠実 「とりあえず家帰んなさい、私、もうひと寝入りするから」 そうして、電話を切られてしまいました。 感想 ブラウザの戻るの機能で戻って下さい |