ブルドクター 2011.7.27 22:00〜22:54 とある日の大達家の休日。 康介が公園に遊びに行った帰り、友達を連れて帰ってくる。康介が珠実に友達として紹介したのは、知佳だった。お互い、衝撃の対面に驚くが、知佳は大達一家の様子に少し羨ましく思ってみたり…。 神社。 その帰り、知佳は神社に立ち寄り、「良縁達成 C.K.」と絵馬を奉納した。 知佳が神社から出てくると、その前に神社で遭遇した女性が、路上で倒れて意識を失っているのを発見する。 結局、その女性は亡くなってしまう。 上都大学・医学部。 その頃、解剖室では、交通事故の遺体の解剖をしていた。成海から「今日は交通課からのご遺体だから、釜津田と会えなくて寂しいでしょ」と冷やかされる珠実。 腹を立てた珠実は、「成海さんが好きなのは彼女ですよね」と検視官の一人を指し示す。 (珠実って悪趣味だねwww) 成海 「絶対誰にも言わないで下さい。お願いしますよ(T_T)」 そこに知佳から珠実に連絡が入る。(名倉先生にじゃないんだ…(寂しいな)) 同じ上都大学の大学病院の集中治療室(ICU)に呼び出された珠実は、くも膜下出血で脳死状態の紺野瑠璃という若い女性を見ることに。ただ、くも膜下出血の原因は、病気か打撲か、判断がつかなかった。 この女性は、ドナーカードを保有しており臓器提供の意思がある。一方、その母親が心臓の病気で、移植を希望はしていたが、いざ、自分の娘の脳死状態を死と受け入れることはできない。 上都大学・法医学教室。 先ほど知佳が遭遇した件について話をしている。法医学教室の一同、勢ぞろいに加えて、今日も美亜がいるよ…。 美亜 「でも、司法解剖をしたら心臓移植は出来ないですよね」 名倉 「そう。司法解剖が優先されるから、事件性があると分かった時 点で瑠璃さんは臓器を提供できなくなり、移植の手続きは停止 される」 そこに知佳と神岡がやってきて、もう一度、詳しく外観での確認ををして欲しいとやってくるが; 珠実 「これから現場検証」 と言って珠実は法医学教室を飛び出していった。美亜も一緒に飛び出していくけど、さすがにしつこいよなぁ。(とりあえず、単位はやらなくていいぞ、と思う)。 現場になった神社。 警察による現場検証は続いていたが、神岡によると、バッグ等、盗まれた形跡も無く、事件性は少ないのではないかと。 病院。 再び瑠璃の状態を診る珠実だが、争った形跡も無く、知佳も事件性は無いと判断する。(まぁ、そこに美亜もいるんだがww) その後、瑠璃を診ている医師は、母親に臓器移植の話をするが、母親は娘は生きているとそれを拒絶する。 夜。大達家。 その夜、珠実は康介に寄り添って眠った。 同じ夜。静まり返った上都大学・法医学教室。こっそりやってくる知佳。 知佳 「先生」 もちろん、お目当ては名倉先生なのねん。 名倉 「はい」 リフレッシュルームで、知佳にコーヒーを差し出す名倉。 知佳 「ありがとう…。正直、事件性が無くてほっとした。心臓移植を ストップさせなくて済むと思ったから。でも母親は心臓を受け 取らないと言ってる。でも、分かる気がしたなぁ。もし、自分 の子供に同じことが起きたらって思ったら、ね?」 名倉 「もし?起きてもいないことを考えるなんて、無駄だと思うけど な」 知佳 「そう?・・まぁ、そうかもしれないけど、全然考えたりしない の?」 名倉 「しないなぁ。子供を持つ予定どころか、結婚の予定も無いわけ だから」 (それを知佳の前で言っちゃう名倉って…) 知佳 「・・・。ふーん。結婚とか考えないの?」 名倉 「考えるよ。でも、する理由が見つからないな。」 知佳 「・・・。例えばさぁ、一人で寂しいなぁとか思うことないの?」 名倉 「あるよ。だけど誰かと暮らすと自分の時間を犠牲にしなくちゃ いけない。その苦痛を考えたら、寂しいのなんてどってことな いよ」 知佳 「ふーん、そうなんだ・・・」 (知佳も寂しいよねぇ〜。そういうのを聞いちゃうっていうのも何だけど、これだと名倉先生、ただ、知佳と遊んでるだけみたいなんですが…) そこで知佳の電話が鳴り、事件の現場に呼び出される。 高架下の事件現場。 知佳と神岡が現場に向かうと、女性がバイクに乗った男にアリアットされ、しばらく気絶していたと。ただ、盗まれたものなどはなにもないという。 翌日。上都大学・法医学教室。 今日も話は脳死状態の入院患者の話に。 紺野母娘のことを心配している美亜は、急に心停止する可能性だってあると言われ、教室を飛び出していった。 (飛び出した美亜とすれ違った名倉先生は、黙って見てるだけでしたけど。) で、美亜は瑠璃の病室に入り、付き添っている両親に、自分も母親の腎臓をもらい、今、元気でいると話をし、説得を行う。それを見ていた珠実も、病室に入り、瑠璃の気持ちを代弁する。 珠実 「家族にずっと元気で居てほしいと思う気持ちは瑠璃さんも同じ です。瑠璃さんは病院に運ばれた日、神社にこれをお書きにな ってました」 『お母さんがいつまでも元気でいてくれますように』 珠実に、瑠璃が奉納した絵馬を渡された母親は、移植手術を受けることに同意した。 武田の教授室。 珠実は、武田と2人きりで話をしている。美亜が腎臓移植を受けていたという話を聞いたことを告げる。 武田「ちょっと過保護に育ててしまったかもしれません。その分、大達 先生、びしばしお願いします」 珠実「私のことで何かご迷惑をおかけしていませんか?」 その珠実の言葉に、武田の手が震えだすが、それを隠して; 武田「暴れて頂いて大いに結構です。そういう先生に来てもらいたくて 大達先生をうちにお呼びしたんですから」 と告げる。 (このシーン、必要だったのかなぁ〜。会話の流れも非常に不自然な感じだったし。無理に美亜のことをフォローしているように見えて仕方ない) 夜。書道教室。 教室の生徒は知佳と康介だけ。(さすがにこうも2人だけのシーンが続くと非常に不思議ですが…。) 康介は、珠実に言われて「良縁達成 C・K」という文字を書いていた。顔が真っ赤になる知佳。 大達家。 康介は書道の作品を持ち帰り、珠実に見せる。 珠実 「ねぇ?釜津田は褒めてくれた?」 康介 「でも、誰かに怒ってた」 珠実 「本当?何でだろうね・・・」 こういう遊びの演出は好きですけどね(笑)。 翌日。武蔵野警察署。 上司の和泉が知佳に、同期の丸山が知佳のことがタイプで、3人で食事をセッティングしたいと言ってきた。だが、知佳は、恋人がいるといって断る。 上司の発言にイライラしている知佳に、先日、ラリアット被害に遭った女性がやってきて、バッグの中から口紅が盗まれていたと告げる。 紺野家。 知佳は、その足で、瑠璃のカバンを見せてもらいに、父親を訪ねる。バッグの中を見せてもらうと、口紅が無かった。 上都大学・医学部。 知佳はこっそり名倉を呼び出す。誰も居ない居室に引っ張り込み: 名倉 「ここは仕事場。プライベートを持ち込まないでくれよ。誰かに 見られたらどうするんだよ?」 知佳 「仕事の話だから」 名倉 「だけど、2人きりで話たいって」 知佳 「ラリアットってさ、首に打撲の痕とか残る?」 名倉 「ラリアット?」 知佳 「知らないの?プロレスの技」 名倉 「相撲のことに興味ないから」 知佳 「こういうやつ!」 知佳のラリアットを食らって倒れる名倉。(おいおいおいおい。弱えーぞ!) 知佳 「あ、ごめん、ごめん、ごめん。ごめんなさい」 名倉 「だ、大丈夫。その場合、打撲の痕は見た目だけじゃ分からない こともある」 知佳 「どうやったら分かる?」 名倉 「解剖すれば頚部の筋肉や頚椎周辺に出血があると思う」 知佳 「そう・・・」 名倉 「何の話?」 知佳 「バイクに乗った男に首にラリアットをされて、バッグの中から 口紅だけが取られた事件があったの」 名倉 「口紅だけ?」 知佳 「まさかと思ったけど、紺野瑠璃さんが病院に運ばれた日に持っ ていたカバン、もう一度見せてもらったら、メイクポーチの中 に、口紅が無かった」 名倉 「最初から無かったのかもしれない」 知佳 「あったはず。リップブラシが入ってたから」 名倉 「・・・」 知佳 「ラリアットで転倒させられて、頭を撃ったためにくも膜下出血 を起こした可能性は?」 名倉 「十分に考えられる」 知佳 「でも、司法解剖に回したら、瑠璃さんの心臓はお母さんに移植 できなくなる」 名倉 「このことは?」 知佳 「まだ誰にも言ってない。どうするべき?」 名倉 「こういうことに正解なんかないよ。どんな答えを出したとして も、本当にこれでよかったのかと考えずにはいられないだろう」 知佳 「名倉先生ならどうする?」 名倉 「僕?僕がどうするもなにも、決めるのは警察の仕事だろ?」 知佳 「・・・」 (名倉先生、ずるいよなぁ。そういうキャラクター設定なんだっけ?それは単にそういう性格なのか、実はそうなった経緯がしっかりあるのか、一体、どっちなんだろう?こんなキャラクターだと、知佳が何で名倉のことを好きになったのか、さっぱりわかんないじゃない。逆もしかりだけどさ。その辺、次回ぐらいに描いてくれるんだろうか?) 上都大学・大学病院の待合室。 待合室のソファーに座り、思い悩む瑠璃の父親を見かけた珠実は、声を掛ける。移植手術は翌日10時に決まったが、ただ、知佳が家にやってきてカバンの中身を見に来たと。移植が中止にならないかと不安をもらす。 夕方。上都大学・大学病院。 瑠璃の脳死判定が行われた。その様子を知佳は病室の外から見ている。そんな知佳に珠実が声を掛けると、知佳は、ありのままを話す。 知佳 「警察の中で知っているのは私だけです」 珠実 「どういうこと?」 知佳 「事件としてとりあげるべきか、迷っています」 珠実 「迷うも何も取り上げなければ隠蔽よ」 そう言われても、事件として取り上げることは、即、移植手術の中止を意味する以上、悩まずにはいられない知佳。 夜。武蔵野警察署。 知佳は一人、一晩中思い悩む。 一方、珠実は・・・ 朝。 神社から出てくる知佳。 そこに珠実がやってくる。珠実は知佳に付き合って欲しいところがあるというが、10時までに司法解剖の手続きを行う必要があると断る。 が、珠実は知佳を強引にとあるビルに連れてきた。2人がエレベーターに乗って、屋上に向かったときに、エレベーターが突然停止した。 上都大学・法医学教室。 珠実だけでなく、成海も職場に姿は無く・・・ 松岡 「ねぇ、大達先生知らない?」 藤村 「さぁ」 松岡 「名倉先生、ご存じないですか?」 名倉 「知らない」 名倉先生、クールだねぇ〜(*^0^*) 時間はそのまま10時をすぎ、移植手術が始まった。 とあるビルのエレベータ。 珠実は康介の逆上がりの練習につきあってくれた知佳へのお礼に、ビルの屋上でコーヒーをご馳走しようと思ったと言い訳をする。やがてエレベーターは動き出し、屋上に到着。 既に時間は10時を回ってしまっており、知佳は、珠実に抗議をするが; 珠実 「今から司法解剖の許可を取って」 知佳 「何を言ってるんですか、だから、移植手術はされたって…」 珠実 「移植手術の後、司法解剖の申請ができないという理由は無い」 知佳 「?!」 珠実 「日本では移植手術後の司法解剖を誰もやろうとしなかっただけ」 知佳 「・・・でも、心臓は無いんです」 珠実 「心臓は無くったって、分かることはある」 珠実は知佳に、自分が絶対に死因を解明するので、何が何でも許可を取るよう説得する。 武蔵野警察署。 知佳は、丸山との食事を交換条件として、司法解剖の許可を取った(笑) 上都大学・医学部。 珠実により司法解剖が行われ、くも膜下出血の原因が、打撲によるものと断定された。 その後、知佳は、バイクの男を探し出し、逮捕した。 一週間後。 手術は成功し、母親は瑠璃の遺体と対面するのだった。 (ここに珠実がいるのは分かるけど、何でまた美亜がおんねん!!!) 夜。大達家。 今度は康介の方から静かに珠実に抱きつく。 夜。警察署。 知佳は、神岡に、故意に心臓移植の後から許可をとったのかと尋ねられ、否定をするが・・・・。 (今になって気づいたのか?刑事の割りに、カンが鈍いんじゃ…(汗)) 上都大学・法医学教室。 移植手術の時間、どこにいたのかと成海に詰め寄る知佳。あのビルは、成海の父親が所有するビルであり、大学でも目撃証言が1つも無かったと。 知佳 「エレベーターを止め、私を監禁しましたね」 成海 「脅されたんだもん、やらないと俺の好きな女ばらすっていうじゃない?」 知佳 「は?」 その夜、書道教室で知佳は康介に「監禁教唆」という文字を書かせた。 同じ日の夜、大達家。 この日も康介が書道の作品を持ち帰り、珠実に見せる。 珠実 「釜津田ぁ〜」 翌日。上都大学・法医学教室。 法医学教室の連中は例によってよもやま話が好きで、成海、藤村、松岡、美亜があーだこーだと。 藤村 「でも、正直、移植の後の司法解剖は、おお!!って感じでよか ったです」 松岡 「うん、あれ、名倉だったら」 男2人「何にもしないでしょう」 女2人「ですよねぇ〜」 そんな会話を、やってきた名倉は黙って聞いていて。 一方、その横の教授室では、武田はまた手の震えが止まらなくなり、アルコールを口にしていた。携帯電話に届いた一通のメール; 『困りましたね。 私の忠告を無視ですか?』 上都大学内。珠実と知佳がすれ違う。 変な言葉を康介に教えないようにクレームを入れる珠実だが、名倉との話を持ち出し、反撃を。 珠実 「名倉先生と結婚したい?」 知佳 「それは・・・」 珠実 「付き合ってどれぐらい?」 知佳 「その話、やめましょう」 珠実 「いいじゃない、名倉先生との事、だまってあげてるんだから」 知佳 「人の好きな人かぎつけて、脅すの得意ですもんね」 珠実 「脅すだなんて、人聞き悪い」 名倉がやってきて遠くから2人の様子を見てる。 知佳 「大達先生、ありがとうございました」 名倉 「・・・」 知佳 「心臓移植も犯人逮捕も、両方できました」 名倉はそのまま黙って立ち去る。 珠実 「・・・」 知佳 「ちょっと、監禁教唆の件、見逃すのは今回だけですからね!」 (名倉先生、微妙…(汗)) 感想 ブラウザの戻るの機能で戻って下さい |