ブルドクター
episode1

2011.7.6 22:00〜23:00


  • [国立上都大学医学部 講義室]

    多くの大学生を前に、講義を行う法医学教室教授の武田伸生(小日向文世)。

      武田「もし、自分の大切な人がある日突然死んでしまい、変死体として
         発見されたなら、なぜその人が死んでしまったのか、誰もが真実
         を知りたいと思うでしょう。事故なのか犯罪なのか、自殺なのか。
         現在、日本では年間、約17万体の変死体が発見されますが、その
         うち、司法解剖に回されるのはわずか 8,000体。行政解剖とあわ
         せても解剖率11%というのは、世界トップと比べてもかなり低い。
         それは犯罪見逃しなど、真実が闇に葬られかねないという日本の
         現状を表しています」

    そんな状況を助けるために、アメリカで法医学を学んできた大達珠実(江角マキコ)が上都大学に赴任する。

    (手っ取り早く今回のドラマの背景を紹介したシーンです。手っ取り早すぎだとは思いましたが、あまり時間をかけても仕方ないので、これはこれでアリ…かな?どーせなら、名倉先生が授業をやってくれてもよかったのにねぇ、とは思ったけど(笑))



  • [赴任の朝]

    珠実の赴任当日。自転車での勤務先の上都大学に向かう途中、目の前で、ジョギングをしている男性が突然、胸を押さえて倒れる現場に遭遇する。その男性が持つ免許証から男性は赤井良治(須永慶)だと身元はすぐに判明するが、そのまま珠実は赤井が運ばれる救急車に同乗して上都大学病院に向かったものの、運ばれた病院で赤井は亡くなってしまう。


    赤井を診た医師は、事件性が無いので病死として扱って問題ないと言うが、珠実は警察に連絡をし、検死に立ち会うよう依頼した。

    その連絡を受けやってきたのは、武蔵警察署の警部・釜津田知佳(石原さとみ)と巡査部長の神岡義彦(阿南健治)。知佳は今は所轄の刑事だが、元々は警視庁のキャリア。今の所轄にいる状況をよしとは思っていない風ではある。

    赤井が運び込まれた遺体安置所にやってきた珠実、知佳。そこに神岡が赤井の妻・由紀子(手塚理美)を案内して入ってくる。由紀子は夫の遺体を前に、泣き崩れる。

    その後、珠実は勤務先である大学・医学部に向かう。知佳もそれに同行し、今回の一軒を処理するために、赤井の死体検案書を「心筋梗塞」として書くよう珠実に依頼したが、珠実はそこに死因を「不詳」と記載した。

      珠実 「正確な死因はわからない、解剖しなければ」

    正確な死因がわからない限り、病名は書けないと珠実は主張する。その珠実の発言に、即反感を感じる知佳。

      知佳 「司法解剖が必要かどうかを判断するのは警察の仕事です」
      珠実 「死因を特定するのは、医者の仕事です」



    その頃、医学部の法医学教室では、授業を終えた名倉潤之助(吾郎君ようやく登場♪)が戻ってくる。

      武田 「授業、お疲れ様でした」
      名倉 「お疲れ様です」

    いきなりクール(笑)。そんな名倉を見て、法医学教室の面々は;

      八代 「准教授2人というのは、名倉先生も複雑だよな」
      藤村 「教授の椅子取り戦争、勃発ですね」

    と噂する。その新しい先生(つまり珠実)は朝9時に赴任する予定になっていたが、また到着していない。皆が待ち構えているところに、その珠実ではなく、知佳がやってくる。

      知佳 「何です?」
      武田 「今日から、アメリカで2年3ヶ月留学してた先生を特任准教授
          として迎えることになってます。大達先生・・・」
      知佳 「その大達先生が、警察に非協力的で非常に困っています。名倉
          先生、来て頂けませんか?」

    知佳は名倉を連れて、赤井の遺体安置所に向かう。



    知佳と共に遺体安置所にやってきた名倉。赤井の遺体の様子を見て;

      名倉 「事件性が無いなら、心筋梗塞だね」
      珠実 「ねぇ?どうして断定できるの?」

    挑戦的に名倉に尋ねる珠実。

      名倉 「どこに問題が?警察も僕も、今ある材料でベストと言える判断
          をしています」
      知佳 「名倉先生、こちらにお願い致します」

    知佳に促され、名倉は死体検案書に「心筋梗塞」であると記載した。

      名倉 「大達先生でいらっしゃいますよね?」
      珠実 「?」
      名倉 「申し遅れました。上都大学法医学教室・准教授の名倉です。武
          田教授がお待ちかねですよ」

    一方、知佳は、別の遺体が発見されたと連絡が入り、そちらの現場に向かっていった。


    (ここで法医学教室側の面々が一通り登場。吾郎君は、まぁ、分かりやすいスカした野郎ってとこでしょうか?とはいえ、それはあくまでも珠実との比較であって、まぁ、珠実と比べると名倉の方が普通というか何と言うか…。)



  • [すぐに第二の事件発生]

    知佳がやってきたのはとある民家。発見された遺体というのはここの主・田口貢(金山一彦)のものだった。妻の良美(波麻帆)が、朝、ベッドで眠っている夫に声を掛けても目を覚まさなかったと言うのだ。

    珠実も、捜査に口を出さないという約束で知佳と同行してきていたが、約束を無視して、鑑識員に尿検査の依頼を出すなどの振る舞いをし、知佳は珠実の勝手な行動に苛立ちを覚える。

    だが、その田口の尿から睡眠薬が検出された。


    (分かりやすく珠実の思うとおりに事が運んでいくのねん。まぁ、第1話だしね)



  • [赴任早々に解剖開始]

    法医学教室。結局、珠実はまだやってこないわけで…。
    検査技師の成海耕平(ブラザートム)が検査結果を持って入ってきたりで;

      成海 「昨日解剖したアルコール検査の結果、出ております。はい」
      名倉 「はい」

    この成海の名倉への他人行儀なレポートの渡し方を見ると、名倉はあまり好かれてないキャラなのかなぁ〜、と思ってみたり。

      松岡 「名倉先生、警察に協力しないってどんな先生だったんですか?」
      名倉 「・・・」

    名倉先生、無口だしね(必然的に台詞少なっ!!)

      トム 「どんな先生だか知らないですけど、随分、態度のでかい先生で
          すね」
      珠実 「背もでかいです」

    と、ここでようやく珠実が職場にやってきます。

      珠実 「武田先生、遅くなりました。警察の検死に立ち会ってきました」

    一応、職場の上司にあたる武田には、礼は尽くしてるのかしらん?珠実のキャラは、ドラマとしては正しいのかもしれないけど、社会人としては電話で一報ぐらい入れろよ、って感じ(汗)。

      名倉 「今朝はどうも」
      珠実 「・・・」

    ここは仲良くなれそうにない感じですが、そんな珠実に、武田の娘である美亜(志田未来)はアメリカ帰りというだけで興味津々です。

      珠実 「先ほど検死に立ち会ったご遺体ですが、司法解剖が必要となり
          ました。まもなくご遺体が搬送されてくると思います」
      名倉 「じゃぁ、明日の午前に解剖の予定を組み込みます」
      珠実 「今日やります」
      名倉 「!・・・これから?」
      珠実 「はい」
      名倉 「ご遺体が夕方に搬送された場合は、(解剖は)翌日へ回すことに
          なっております。解剖以外も皆、それぞれ仕事がありますから、
          自分勝手な真似は・・・」
      珠実 「今日、都合悪いんですか?」
      成海 「いや、そういう問題じゃなくてですね・・・」
      珠実 「5時の予定でよろしくお願いします」
      成海 「5時は、無理」
      珠実 「5時10分で」
      一同 「・・・」
      成海 「5時15分なら」
      武田 「では、よろしくお願いします」
      名倉 「・・・」

    という流れで決定です。



    遺体が運び込まれ、警察から知佳と神岡もやってきて、珠実の指揮により解剖が始まります。その様子を、解剖室の外から見ている名倉。解剖前、全員が遺体に向かい静かに手を合わせる中で;

      知佳 「大達先生、あの・・・ご遺体に手をあわせないんですか?」
      珠実 「・・・」

    解剖の結果、頭部の傷が致命傷だったことが判明する。夫婦仲が悪かったこともあり、知佳は妻に容疑を向ける。

    (この辺は分かりやすく対立構造を描いたり、まぁ、その辺はテンポよくいってたような気はします)



  • [3人のアフター5は・・・]

    夜。とある飲食店で、名倉と知佳はデート中。って、前フリなしにいきなりデートシーンがきちゃったわ(笑)。設定知らずに見ると、この2人が付き合ってるなんて、何てベタな設定!?って思うのかしらん?

      知佳 「ねぇねぇ、今日のジョギング中の心筋梗塞、無理やり他の死因
          を考えるとしたら、どんなことがある?」
      名倉 「うん・・・薬物や毒物中毒とか?」
      知佳 「それって、飲んでからどれぐらいで作用する?」
      名倉 「毒物が入っているカプセルによって溶ける速さが違うから一概
          には言えないよな」
      知佳 「ふーん」
      名倉 「遺体に全く異常が見られずに、事件性なしと判断し、司法解剖
          には回さなかったけど、実は毒殺だった・・・なんてね」
      知佳 「?!」
      名倉 「あくまでも仮の話だけど」
      知佳 「そうだよねぇ〜。そんな僅かな可能性を調べてたら、事件なん
          て捌ききれない」
      名倉 「そうだよ。あの先生の言ってることは理想論にすぎない」
      知佳 「そうそう。理想論振りかざすのにさ、ご遺体には手合わせなか
          ったりするし、何なんだろうね。女で一人で生きていくとああ
          なっちゃうのかな〜。ああいう人だから一人で生きていくこと
          になっちゃうのかも」

    と、とりあえずこの時点では珠実は独り者だと思われているということなのねん。ややこしい設定です。

      名倉 「ああ、そうだ。これ、この前部屋に忘れていったよ」
      知佳 「いや、忘れていったんじゃ無くて」
      名倉 「ん?」
      知佳 「うーうん、うーうん…。わざわざ持ってきてくれたんだけど、
          今日も行こうかな、って」
      名倉 「泊まってくってこと?」
      知佳 「うーうん、うーうん。都合がよければ。無理しないで」
      名倉 「僕は構わないけど」
      知佳 「♪」
      名倉 「朝僕が目覚める前に、帰ってくれれば・・・」
      知佳 「???????????うん、うん、そうする。朝いちで会議
          あるしね」

    (冷てーなぁ〜、名倉!(笑) だけど、このシーンはここで終了。名倉の自宅ぐらい見せてくれてもいいじゃん。けち(汗))



    一方、珠実の自宅。珠実は独身だと知佳は思っているようですが、しっかりと結婚していて子供もいる設定なのです。

    珠実が帰宅すると、珠実の息子・康介と母親・中川瑞江(市毛良枝)が出迎える。珠実は康介に新しい学校がどうだったかと聞く一方で、康介の話は聞こうとしない。
    そんな珠実を、瑞江は、自分の都合ばかりで行動していることを窘める。珠実は外科医である夫を置いて、留学している2年半、康介と共にアメリカで住んでいたのだった。


    (珠実・知佳・名倉のそれぞれのプライベートを描いたシーンです)



  • [ようやく2日目]

    翌日。

    この日も珠実は自転車での通勤中。昨日、赤井が亡くなった現場を通りかかると、手を合わせている男性を見かける。

    珠実はその足で、赤井の自宅マンションに向かった。珠実は、死亡届を出しに役所に出かけようとする赤井の妻・由紀子に、本当の死因を知るために解剖を薦めるが、拒否される。


    一方、警察で田口の妻・良美に話を聞く知佳。夫婦の不仲を指摘する知佳だが、良美は夫・貢との口論の際に部屋の置物が落下し、貢の頭部に落下はしたが、そのときは問題は無かったと主張する。



    珠実の大学での講義が終わり、その教室に知佳が乗り込んでくる。知佳は珠実が赤井妻に解剖を薦めたことに抗議しにやってきたのだ。

      知佳 「捜査は警察の仕事です。赤井さんの捜査は終わったんです」
      珠実 「終わったんじゃ無くて、終わらせたんでしょ?心筋梗塞にして」

    そこに通りかかった名倉だが、2人の会話を聞いている。

      知佳 「必要な捜査はちゃんとしました」
      珠実 「焼かれたら終わりなの。ご遺体が焼かれたら解剖ができなくな
          る。本当の死因を追求できなくなる。だから、ご遺体が焼かれ
          る前に…」
      知佳 「捜査には優先順位があるんです」
      名倉 「日本で発見される変死体は年間17万体。解剖できる医師はたっ
          たの170人です。これがまぎれもない日本の現実です」

    その一言だけ言って、名倉は立ち去る。

      知佳 「病死の可能性が高い件よりも、殺人事件が高い事件を優先させるべきです」

    知佳もそう言って、田口の事件の“凶器”を珠実に渡す。だが、その“凶器”は、致命傷のとなった田口の頭部に残った傷とは一致しなかった。



    珠実との対立にイライラしている知佳は、夜は書道教室に。(これも無理ある設定だな(ぼそっ)
    その知佳が通う書道教室は、珠実の母親・瑞江がやってる教室であり、康介も、瑞江が面倒を見ながら教室に通っている。



    珠実は珠実で、帰宅すると、息子が書道で服を汚してきたことを叱り付け、息子の話を聞こうとしない。珠実は、自分の使命は「死んだ人間の想いを遺族に伝えることができるのは自分しかいない」と、仕事にかける情熱を夫である高広(市川亀治郎)・に話すが、夫は「今は何を言ってももめそうだから」と何も言わなかった。(だけどいい旦那さんだよね…)




  • [3日目]

    翌日。

    知佳は田口の自宅に上がりこみ、妻が夫を殺したという凶器を探していた。同じく珠実と武田娘も勝手にやってきていた。そこに田口の娘がやってきて、「ママはパパを殺してなんかいない」と主張する。

    田口が亡くなった日は、貢と良美の結婚記念日であり、ずっと仲が悪かった2人が仲直りしようとしていた日だったと主張。珠実は「パパがママと仲直りしようとしていた証拠」として、亡くなる直前まで貢が作っていた記念のアルバムと、そのアルバムの写真を撮ったカメラを受け取る。

    珠実らが、その貢が家の写真撮影を行っていた近辺を捜索すると、田口の血痕が付着した石が見つかった。
    田口はその写真を撮影しようとした際に転倒し、それが致命傷になったのだった。珠実はその真実を良江に伝えた。話を聞いた良江は、貢が作っていたアルバムを見ながら号泣する。



      珠実 「赤井さんの葬儀、明日よ」
      知佳 「・・・」



    そんな珠実の活躍を目の当たりにした美亜は法医学教室にまたもやってきて大絶賛。だけど;

      八代 「だけどここは日本だから」
      成海 「ああ振り回されちゃぁ、かなわないよね」

    と周囲は冷ややかに言いながら、帰宅していった。

      名倉 「・・・」

    名倉はそのまま黙って仕事を続けてました。



    小学校?に息子を迎えにいった珠実は、帰り道、ようやく康介の話を聞こうとする。そうして、帰宅して、珠実は夫の高広と3人で、今度の休みに一緒にバーベキューに行くことを約束する。

    (珠実の家庭の問題、あっさり解決・・・うむ・・・)



    夜も10時近くの時間帯。武田の居室を訪ねる名倉。

      武田 「はい」
      名倉 「失礼します。鑑定書を見ていただけますか?」
      武田 「はい、見ておきます」
      名倉 「よろしくお願いします。それと・・・」
      武田 「はい」
      名倉 「どうして大達先生をここにお呼びになったんですか?」
      武田 「やりづらいですか?」
      名倉 「いえ。武田教授がお呼びになった理由に興味があるだけです」
      武田 「喩え現状を変えることができなくても、おかしいことはおかし
          いと言えたり、信念を貫こうとする人がいてくれると、何だか
          いいじゃないですか」
      名倉 「理由はそれだけですか?」
      武田 「・・・はい、他に思いつきません」
      名倉 「失礼します」

    武田は携帯電話の着信メールを開く。

      『余計なことをしようとしていませんか?』

    その携帯電話を持った手の震えが止まらない武田。居室を出て行こうとした名倉は、武田の様子がおかしいことに気づくが;

      名倉 「どうかしました?」
      武田 「(慌てて携帯を隠して)いえ」

    名倉はそのまま立ち去った。名倉が出て行ったことを確認すると、武田は机の引き出しから酒の瓶を取り出した。

    (うむ…、武田教授、アル中なのね。名倉が怪しいキャラになるのかと思ってたら、初回を見る限り、武田教授の方の問題が先に出てきた。)



    その頃、知佳は田口の家の前で張り込みをしていた。そこで知佳は由紀子が知人の女性と会話をしているところを目撃する。その会話を盗み聞きした知佳は、由紀子の亡くなった夫は浮気をしていたようだった。
    (もうこの辺はご都合主義の展開ですけどね。まぁ、それはそれということで…(汗))



  • [4日目]

    知佳はその後、捜査を進め、その知人の女性=看護師の夫も半年前に亡くなってた事実をつきとめる。どちらの夫にも多額の保険金が。知佳は上司である和泉浩二(池田成志)に、すべては計画的な殺人だと主張するが、和泉は全く聞き入れない。



    一方で珠実も、赤井良治が死亡した場所に花を手向けていた男性と再び面会し、妻・由紀子に薦められて、その日、カプセルを飲んでいたという事実をつきとめる。

    珠実は知佳と連絡取り合い、遺体の血液を採取するため、白衣をまとい、法医学教室を飛び出していった。

      武田 「まるでブルドーザーですね」
      名倉 「・・・」



    外は雨が降っている。武蔵野火葬場。

    先に到着していた珠実は、後からやってきた知佳に、自分の過去を話し出す(ここでなじぇ?(笑))

      珠実 「私、元々は救命救急の医者だった。重傷の患者が次から次へと
          運ばれてきて、そこでは命を救うことだけを考えてた。患者さ
          んが亡くなったらそこで終わり。10年前、法医学に移ってから
          初めて分かった。死んだら終わりじゃない。どうして亡くなっ
          たか分かるまでは終われない、って。だから私は本当の死因が
          分かるまでは亡くなった人の冥福を祈る気にはなれない。死因
          を突き止めるために出来る限りのことをしたい。ご遺体が焼か
          れてしまう前に」

    その珠実の言葉を黙って聞いている知佳。


    そこに赤井妻が到着する。知佳は赤井に任意同行を求めた。



       赤井良治(62)
       死因…他殺
       死因の種類…青酸カリ中毒


    (最後はかなり唐突に終了。いくら時間の制約があるからって、無理があるような…。つーか、次週予告流して欲しかったぞ)





  • 感想

    初回放送終了・・・。こんなもんですかねぇ(笑)。
    個人的には、『ブルドクター』『江角マキコ』というこの2つのキーワードを持つドラマなら、もっとぶっ飛んだドラマでもよかったんじゃないかな、と率直に思いました。江角さん自身が母親になって初めての主役ドラマということで、それを売りにしたかったのかもしれませんが、珠実の母親としての側面は、初回を見る限りは邪魔だと感じました。

    しかも、これから色々と問題が発生するのかと思った珠実の家庭の問題や、知佳との対立は、それなりに解決してるし。どちらかというと、このドラマは珠実と知佳は、対立をしながらも互いに認め合いながら事件を解決していくドラマ、という風に見える。

    そうなると、対立という構造は、第2話以降に、珠実と名倉との間で見られるのかと思いきや、第2話は名倉が事件に巻き込まれ・・・という展開の模様。対立してないやん!!
    それに、レギュラーキャストが事件に巻き込まれる云々の話は、もう少し話が進んでからでもいいと思うぞ。それともドラマの中盤以降全く違う展開になっていくということなんでしょうか?・・・そういう意味では謎なドラマだとは思いましたが。

    とにかく、初回は名倉先生の出番はかなり控えめ。このまま控えめポジションか、それともなにやらキーマンとなっていくのか・・・判断は2話目以降に。


    とにかく、クール&ビューティ(しかも白衣!)な吾郎君キャラは大好物なので、3ヶ月間、堪能させて頂きたく思います(←最後にそこか!)。



    (11.07.10)


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